梅雨時も安心!アスファルト防水の耐久性に注目

2021年06月23日

多くの雨が降る梅雨時や台風時期には、屋上からの雨漏りが気になります。そこで屋上防水としておすすめなのがアスファルト防水です。

道路の舗装に使われるアスファルトは、防水剤としても大きな効果を発揮してくれます。他の防水工事と比べ耐久年数が長く、耐久性にも注目したいアスファルト防水の特徴や種類などを紹介します。屋上防水工事を考えている方は参考にしてみてください。

アスファルト防水とは

織り込まない合成繊維の布である「合成繊維不綿布」にアスファルトを染み込ませ防水剤とし、周囲にもコーティングしたシート状のルーフィングを用いた工法がアスファルト防水です。

下地の上にアスファルトを染みこませた合成繊維不織布とコーティングされたシートで雨水などを防ぐわけです。

合成繊維不織布とルーフィングシートにより耐水性に優れた防水層が出来上がりますので、屋上緑化を行うことも可能です。

なお、アスファルト防水は主に2つに工法があります。1つは、溶融窯で高温に熱したアスファルトを用いてルーフィングを密着させていく「熱工法」です。もう1つは、アスファルトルーフィングの表面をあぶり、溶かしながら張り付けていく「トーチ工法」です。

それ以外にも、「常温工法(冷工法)」という工法が存在します。

用途

アスファルト防水は主に、マンションやアパートなどの建物に存在する屋上の防水工事として行われます。屋上は傾斜がある屋根と異なり平らで防水面積が広いので、水たまりなどもできやすくなります。

屋上の防水工事は、他の防水工事よりも比較的コストを抑えることができ、長い実績も持つアスファルト防水が主に採用されています。

耐久年数

アスファルト防水の平均的な耐久年数は約15年~25年です。これは、防水工事の中でもっとも長い施工方法になっています。

防水工事としては耐用年数が長いアスファルト防水ですが、それを過ぎると防水層が劣化しひび割れも発生しますので、雨漏りが発生するなどといった問題が発生してきます。そのため、アスファルト防水工事を施工した後は、次の防水工事はいつ頃が良いのかを確認しておきましょう。

費用

アスファルト防水の費用は、一般的に1㎡あたりで5,000円から8,000円程度となっています。面積単価で見た場合、シート防水のほうが安く済むこともありますが、防水工事の費用は面積だけでなく、人件費や機材、防水箇所の状態などによっても変化します。そのため、アスファルト防水に必要な準備や作業内容を含めて総合的に判断すると、シート防水など、他の防水工事と比較して高額というわけではありません

なお、職人の質によっても防水工事の出来上がりが左右されますので、費用の安さだけで判断をせず信頼できる防水工事会社に依頼することが大事です。

アスファルト防水の種類

アスファルト防水は、熱工法、トーチ工法、常温工法と3タイプの工法に分かれます。それぞれの工法によって、防水の仕組みや工事の手順などは異なっているため、工期や費用も変わってきます

熱工法

熱工法では、アスファルトを液体へと溶かす溶融窯で高温(220℃~270℃程度)に熱したアスファルトを用います。そして、溶かしたアスファルトをルーフィングというシートの上に貼り付け密着させていきます。さらに、アスファルトを貼り付けたルーフィングシートを、何度か積み重ねていきます。

熱すると液状になり、冷えると固体状になるというアスファルトの性質をうまく利用した防水工法です。なお、熱工法には、密着工法と絶縁工法という2つの種類があります。

密着工法

下地に直接ルーフィングを貼り付ける熱工法が密着工法です。屋上に重量物を設置・移動したり、人が多く歩いたりといったような場合は、より耐久性がある密着工法がおすすめです。

絶縁工法

アスファルト防水と下地の間に、穴が空いたシートを入れる熱工法が絶縁工法です。もし下地にひび割れができたとしても防水効果を維持でき、長持ちしやすいといったメリットがあります。

トーチ工法

改質アスファルトルーフィングシートというアスファルトシートをバーナーで溶かしながら、下地に貼り付ける防水工法がトーチ工法です。熱によってアスファルトを溶かす作業は熱工法に似ていますが、アスファルトを溶かすための大型機械などは必要ありません。改質アスファルトルーフィングシートをトーチバーナーであぶり溶かしながら下地に張り付けていきます。

アスファルト特有の臭いが広がらないというメリットを持つトーチ工法ですが、局所的にトーチバーナーを当てていくために作業を行うことが難しく、職人に高い技術力が求められます

常温工法(冷工法)

熱工法とトーチ工法とは異なり、熱を使わないアスファルト防水工事が常温工法(冷工法)です。裏面に粘着層をコーティングした改質アスファルトルーフィングシートを、下地へと交互に貼り付けていき防水効果を構成していきます。

常温工法(冷工法)はアスファルトを溶融窯やバーナーで溶かす必要がないため、手間やコストが掛からないというメリットを持ちます。

ただ、防水効果を発揮するためには、何枚もシートを貼り重ねていかなければいけません。そのために最終的にはある程度の重量になりますので、屋上の耐久性についても考慮しておく必要があります。

アスファルト防水のおすすめポイントは?

アスファルト防水は他の防水工事よりも、比較的費用は高くなります。ただし、耐久年数は他の防水工事と比べて長くなっていますし、荷重耐久性も高いといった優れているポイントがあります。

また、アスファルト防水の熱工法は長い歴史を持っているため、これまでの工事の実績が豊富です。防水効果に対するデータも多くあり、信頼性が高いのもおすすめポイントです。トーチ工法や常温工法(冷工法)は比較的新しい工法にはなっていますが、アスファルトで防水工事をしている点は同じため、信頼性は置けるでしょう。

アスファルト防水工事は株式会社リンクにおまかせください!

アスファルト防水の熱工法やトーチ工法はどちらも、アスファルトを溶かして均一に伸ばして接着する必要があるため、作業難易度が高く防水工事業者の技術力の高さが求められます。

株式会社リンクには、防水工事歴20年以上の経験を持つ熟練の職人と、国家資格である一級建築士・一級建築施工管理技士を持つスタッフといったプロ人材が多数在籍し、丁寧で長持ちする防水工事を行っています。現地調査からお見積もりまで、すべて無料で対応いたします。

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